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男女の更年期と肥満の関係

[2025.12.01]

紅葉も見頃となっておりますが、早くも年末が近づいており、びっくりしております。

師走となり慌ただしい日々が予想されますが、ゆっくり深呼吸をして心穏やかに年末を迎えたいですね。

さて年末年始には楽しいイベントも盛り沢山に、体重の増加も気になる季節かと思います。今回は、更年期にかけての ホルモンバランスが体重に与える影響 について簡単にまとめてみました。

更年期は、女性だけでなく男性にも訪れる「ホルモンの転換期」です。
実はこのホルモンの変化が、太りやすさ脂肪のつき方にも深く関係しています。

女性の更年期と肥満

50歳前後で卵巣機能が低下すると、エストロゲン(女性ホルモン)が急激に減少します。

▼エストロゲンが減ると起きること

  • 内臓脂肪が増えやすくなる
  • 基礎代謝(寝ていても消費するカロリー)が落ちる
  • 血糖・脂質のコントロールが悪化し、肥満・糖尿病のリスクが上昇
  • 気分の変動、睡眠の質低下 で過食や間食が増えやすくなる

 

男性の更年期(LOH症候群)と肥満

男性は40代後半から、ゆるやかにテストステロン(男性ホルモン)が低下します。

▼テストステロンが減ると起きること

  • 筋肉量が減って、代謝が下がる
  • 内臓脂肪が増えやすい
  • 気力低下・抑うつ・疲れやすさから 活動量が落ちる
  • さらに肥満がテストステロンを減らす「悪循環」に

 

男女に共通するポイント

  1. 性ホルモン低下
  2. 代謝低下 → 内臓脂肪↑
  3. 体重増加 → 血糖・脂質異常
  4. さらにホルモンバランス乱れ

男女共通する対策

食事
  • たんぱく質を十分とる
  • 発酵食品や野菜で腸の環境を整える
  • 砂糖・小麦・アルコールを控えめにする
運動
  • 筋肉を増やすトレーニング(特に男性)
  • ウォーキングなど続けやすい有酸素運動
睡眠・ストレスケア
  • 睡眠をしっかりとる
  • 深呼吸や入浴で自律神経を整える
漢方薬

体質や症状に合わせた処方で、ホルモン変化で乱れた体のバランスを整えるサポートができることがあります。


男女ともに更年期の肥満は、「意志が弱いから太る」のではなく、体の仕組みが変わるために起こる現象です。

ホルモンの変化、ストレス、生活習慣が重なり、「頑張っても痩せにくい時期」がどうしてもあるということです。

当院では、患者さん一人ひとりの体質に寄り添ったサポートができればと思っておりますので、お困りの際にはお気軽にご相談いただければと思います。

 

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