10,11月の院内装飾
天気や気温の変動もありますが、10月に入り、少しずつ過ごしやすい日も増えてきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
9月には「お月見」に合わせた院内装飾を行いましたが、今年の「中秋の名月」は10月6日で、少し時期がずれてしまいました。そのため、当院では一足早くハロウィンの装飾へと模様替えしております。
今ではすっかりお馴染みとなったハロウィンですが、日本で広く知られるようになったのはおよそ30年前からと言われています。本来の行事の意味合いからは少し離れつつも、「非日常を楽しむ」という気持ちや仮装文化と相まって、定番の季節行事となってきました。
少し奇妙でありながらも可愛らしい装飾が多いかと思います。
ハロウィンの装飾に合わせて、グラハム・クラーク氏の作品を多く飾らせていただいております。
1941年イギリス生まれの銅版画家で、ヨーロッパの風景や人々の暮らしを、あたたかくユーモラスに描くことで知られています。作品は銅版画を刷ったあと、一枚ずつ手彩色が施されており、その繊細なタッチを眺めていると、つい時間を忘れてしまいます。
今回2階に上がって正面に展示している銅版画には、パリで実際に見られる絵画や作家自身の想像によるモチーフなどがぎっしりと描き込まれています。さらに、鑑賞する人が自由に物語を描き加えられるような「空白のキャンバス」も用意されており、見る人それぞれの想像を広げてくれます。
お待ちいただく時間もあるかと思いますが、ぜひ作品とともに季節の雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。

