産婦人科 漢方相談
漢方とは?
漢方は、「検査では異常がないのに、身体の不調がある」といった「未病」に対して、じんわりと、優しい効果が期待できる、東洋医学の一分野です。症状、体質、体力に見合った選択・組み合わせにより、適切な漢方療法を行います。
漢方の役割 × 西洋医学と組み合わせて
漢方のことを「身体に優しいけど、あまり効き目がない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。確かに「即効性」という点では、西洋医学と比べて、目に見える変化が急に現れにくいかもしれません。しかし、数週間、数か月、数年という長い目で見たときの効果は、決して小さいものではありません。特に「検査では異常がないのに、身体の不調がある」といった「未病」に対して、他の治療法にはないアプローチが可能です。
漢方は、患者様が持っている自然治癒力を回復・向上させることを目的として使用します。もちろん、ある特定の病気や症状に対して、明らかに西洋医学での治療が適している場合もありますので、患者様の症状、体質やご希望に合わせて選択したり、適切に治療を組み合わせることが、もっとも効果的と考えております。
症状だけでなく、体質・体力を考慮した処方
漢方にはさまざまな種類があり、その選択基準になるのは、症状だけでなく、体質、体力なども含まれます。
よって、全く同じ症状を訴えた患者様がいらっしゃっても、診察を経て異なる漢方を処方することがあります。反対に、異なる症状を訴える患者様に、同じ漢方を処方することもあります。
このようなお悩みの方はご相談ください
漢方は、患者様の自然治癒力を高めて体質を改善し、症状の現れにくい健康な身体作りを目指します。
- 月経困難症(月経痛)がひどい。
- 生理不順(月経不順)が治らない
- 月経前症候群
- 不妊
- 更年期障害
- 冷え性、火照り
- 動悸、めまい
- 便秘、下痢
- 食欲不振
- むくみ
- 肩こり、腰痛
- アトピー性皮膚炎が改善しない
- ニキビがひどい
- 慢性的な皮膚の炎症
- イライラ、気分の落ち込み
- 何となく体調が悪い気がする
- 元気が出ない
- 体調を安定させたい
- 虚弱体質
- 副作用の少ない治療を受けたい
※漢方薬にも副作用はあります