一日どれくらい座って過ごしていますか?
日本人が起きている間に座ったり横になっている時間は、先進国20カ国のうちで最も長く、1日平均7時間と言われています。
座りっぱなしは心身に悪影響!?
まず座りっぱなしだと足の筋肉の衰え、肥満につながります。また血流が悪化することにより、糖尿病などの生活習慣病や心疾患の発症リスクが高まります。死亡リスクも上がると報告され、さらにうつ病などメンタルヘルスへの悪影響や認知機能の低下にも影響することが指摘されています。
こちらの表では1日あたりの座位が増えるほど体脂肪が増えていることが報告されています。
引用:J Sport Health Sci .2022,Oct ,12;13(2):195-203
座りっぱなしの時間を減らすには?
30分ごとに3分は立ち上がって軽く動きましょう
- 座って行う作業を立ってする
- リモコンを極力使わない
- テレビCMごとに家事をする
- 電話やゴミ箱を離れたところに置く
などなど...
そう言われてもなかなか難しいですよね。
最近ではそういった動作を管理できるアプリがあるみたいです!
”座りすぎ防止タイマー(日本人よ立ち上がれ)”
ネーミングセンスがいいですね。このアプリでは座りすぎ防止のため30分ごとに通知が届くようになっているので、ずっと座っていることに気づけそうですね。
それでもなかなか立てない時は、足くびをクルクル回したり、マッサージをすると足の血行が良くなるので取り入れてみてください。
糖尿病専門医 山本果奈